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この恋と、その未来

作品感想

私の好きなライトノベルが完結を迎えた

 

ただこれだけを書くと、なに当たり前のことをと思うのが普通であろう。

その好きなライトノベルというのが、「この恋と、その未来」シリーズでなければ。

 

もしかしたらこの作品の名前をどこかで見聞きしたことある方もいるかもしれない。

2016年5月末、作者の森橋ビンゴ氏のツイッターで明かされたその情報は衝撃的なものだった。

その内容は、”間もなくシリーズの5巻が発売されるが、完結を予定していた6巻を発売する予定はない。理由は出版社が採算が取れないと判断したから。つまりは打ち切りである”

といった内容だった。

このニュースは、氏が自嘲的に口にする、自分の本は売れない、とくにこのシリーズは。と言ったのが嘘なのではないかと思うくらいに瞬く間にネットを駆け巡った。

この作品は明らかに「ライトノベル」の域を超えている。ライトノベルの狙っている中高生にはだいぶハードな内容であることから敬遠されても仕方ないのかもしれない。

ただ、1度でもこの作品のあらすじや文章を読めば惹かれる人は多いであろう。それはいい意味でライトノベルの本来狙っている層から外れている層も取り込めるものだと私は確信している。

ネットで騒がれたこともあってか、出版社はラスト1冊ならという話で、11月30日に最終巻となる6巻を発売した。

この記事では内容に触れることはしないが、1巻から追いかけてきた身としては、全6巻が刊行されたことに本当に安心している。完結を迎えたことがこんなにも嬉しい作品は今後ないかもしれない。

 

四郎と未来の未来が明るい道でありますように。